スクラバーは有害物質を除去するために設置が義務付けられているものであるため、そのための費用は基本的には法律に準じた対策のために必要なものであり、企業の生産性を高めるものでもありません。そのためできるだけ安く収めたいとするところが多いのですが。この発想だけではせっかくのビジネスチャンスを失うことになるほか、対外的な評価を低下させることになる場合もあるため注意が必要です。スクラバーの設置は法律で義務付けられているものですが、これを能動的に解釈すると企業の環境に対する取り組み方をアピールする非常に良い機会と考えることができます。

高性能のスクラバーを設置して環境保全に努めることをアピールするとともに、そのために使用した様々な消耗品を効果的に処理して再利用したり、あるいはスクラバーで除去した有害物質の処理方法などを明確にすることによって、環境保全に対して非常に熱心に取り組んでいることを対外的に示すことができるようになります。近年では環境保全は国際的な問題となっており、地球温暖化対策を始め有害物質の排出や様々な海洋汚染など、取り組まなければいけない課題は非常に多く存在しています。そのため、これらの問題に積極的に取り組んでいることをアピールする事は社会的な評価を高めることにつながり、また企業イメージを向上させることにもつながります。本来は設置が義務付けられているスクラバーに対する考え方を変えることで、効果的な企業の社会貢献をアピールすることが可能となっています。