ガスの中に細かい粒子が含まれていると、人間が吸いこんだときに、粒子が体の中に入ってしまうことがあります。毒性の強い粒子の場合、サイズは非常に小さくても、健康に悪い影響が出る場合もあり、長期間吸い続けていると、さらに症状が悪化してしまうこともあります。こうした事態を予防するために使用できるのがスクラバーです。気体の中に非常に細かい粒子が含まれている場合でも、装置を使用して粒子を効率的に除去できるので、人体に害のない気体へと変えることができます。

企業の生産施設などでも使われていることが多い設備で、粉塵の除去以外にさまざまな機能が搭載されているタイプの製品もあります。スクラバーは製品の種類によって、粉塵を除去する方法が違っていますが、溜水式の製品も多くの工場で使われています。溜水式とは、洗浄用の水をあらかじめ一定の場所に溜めておく方法です。この場所に洗浄したい気体を通すことにより、中に含まれている塵を取り除くことができます。

加圧式のスクラバーも多くの工場で使われていますが、加圧式とは圧力をかけた水を使用して気体を洗浄する方法です。水に勢いが加えられる分、使用するガスによっては溜水式の製品よりも粉塵が取りやすくなります。充填式のスクラバーも多くの工場で使われていますが、十充填式の製品は水の膜を使って粉塵を取り除くのが特徴です。機械の内部に充填物を使用するのがこのタイプの製品の特徴で、液体をふきつけて膜を作り出します。